流体全般

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POLYDATAで決められた境界条件や物性を簡単に編集する方法(UPDTボタンの使用方法)

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      POLYDATAでの境界条件の編集は、編集する項目までの階層が深く面倒です。 決まったパラメータを変更する場合、User-Defined Templates機能を使用すると条件の編集が簡単になります。 User-Defined Templates機能は”UPDT”ボタンをONにして設定します。 ここでの操作方法は、Polydataをコマンドプロンプトから起動したときの方法です。 (WorkbenchでUPDT機能を使用する場合、Workbenchのインプットパラメータになります。) ・INFLOWの流量を簡単に編集できるようにする方法(User-Defined Templatesを設定)  (設定は Flow boundary conditionsの設定から) 1-1. Flow boundary conditionsをクリック 1-2. UPDTボタンを”ON” 1-3. INFLOWの境界を選択し、Modifyをクリック 1-4. Inflowを選択 1-5. 流量条件を入力し、”OK”をクリック 1-6. ”Upper level menu”をクリック 1-7. ”Create a new template entry” をクリック 1-8. 複数の入口条件設定するときのみ、Modify commentから名前を編集。 1-9. ”Upper level menu”をクリック 1-10. UPDTボタンを”OFF” 1-11. ”Upper level menu”を3回クリック 1-12. ”Save and exit”で保存終了 1-13. ”Accept current setup”をクリック 1-14. datファイル名を入力して保存 1-15. updファイル名を入力して保存 1-16. ”Accept”をクリック 1-17.” Continue” をクリックして終了 ・INFLOWの流量を編集するとき(User-Defined Templatesの編集) 2-1. POLYDATAに以下のオプションを付けて起動  polydata -TPL  -TPLオプションについて    設定したパラメータのみを編集するモード 2-2. ”Read a mesh file” をクリックし、mshファイルを読込 2-3. ”Read an old read file” をクリックし、1-14で保存したdatファイルを読込 —————-UPDTパラメータの編集——————- 2-4. ”Modify template parameters”をクリック 2-5. ”mass flow rate = 〇〇〇” をクリック(1-8で設定した名前) 2-6. ”Modify value = 〇〇〇”から新しい流量を設定 2-7. ”Upper level menu”をクリック 2-8. ”Accept”をクリック ——————————————————————– 2-9. ”Save and exit”で保存終了 2-10. ”Accept current setup”をクリック 2-11. datファイル名を入力して保存 2-12. updファイル名を入力して保存 2-13. Acceptをクリック 2-14. Continue をクリックして終了 ・先にupdファイルを編集し、以下のオプションを付けて起動すれば、2-4~2-8のパラメータ編集作業を省くことが可能です。  polydata -TPL -UPDT [編集したupdファイル] updファイルの中身 ———————————————————— DV #1 mass flow rate 0.1000000E+01← この値を新しい流量に変更 ————————————————————