構造&伝熱

構造&伝熱

2次元軸対称モデルと比べて、3次元ソリッド円筒モデルでの線形化された応力が異なるのはなぜですか。

    • FAQFAQ
      Participant

      応力線形化方程式については、以下のAnsysヘルプを参照してください。 Mechanical APDLの『理論リファレンス』、第17章「ポストプロセス」の17.4「POST1 – 応力線形化」または https://ansyshelp.ansys.com/account/secured?returnurl=/Views/Secured/corp/v195/ans_thry/thy_post4.html ここで重要なのは、計算時に想定される厚さ(-t/2からt/2までの積分)が存在する点です。 これは材料が中心線にあるときは無効になります。不正確な結果となったのは、このケースでは0(中心)から半径にかけて計算されたことが理由です。 応力線形化では、通常は薄い構造が対象となり、中心線から離れています(上記参照箇所の図17.6および17.7を参照)。 ソリッドチューブに対して応力線形化は行いません。 そのため、ソリッドチューブのケースは考慮されず、ドキュメントにも記載されていません。 軸対称ソリッド円筒への応力線形化の適用は適切でないため、結果は一致しません。 3次元と2次元の軸対称中空円筒があり、薄い壁の円筒を通して応力線形化を行う場合、3次元および2次元の結果はさらに近付くはずです。